IC-9700でFT8(USB接続/CAT利用)


■ IC-9700届く!
昨年中、予約開始と同時に販売店さんに声をかけておいたIC-9700、1月下旬に販売店からIC-9700が入荷するよ~と連絡が入り。何とか初出荷をゲット。メーカー希望小売価格が出てから速攻で予約したのが良かったらしい。

●IC-9700でやりたいことは盛りだくさん。
レガシーモードからD-STAR DV/DDまで付いている。説明書もすごいボリュームなので全部を試すには1年ぐらいかかりそうな勢いです。

そして早速FT8をセットアップしました。もちろん電子申請で必要な届け出も済ませたところです。IC-7100で手続きした経験が役立ちます。免許状の書き換えはなしでした。それにしても最近、関東総合通信局の変更届の審査が速くなっていますね。
届け出手続きの順番としては、まず送信機の追加を届け、その後、デジタルモードなどの諸元や系統図を必要なものだけ4つほど届け出ました。欲張って一度にいろいろやろうとすると審査に時間がかかるうえ、補正の可能性も高まるので、必要最低限です。
さて、早速ですが、備忘を兼ねてセットアップの要点をメモしておきます。

■ IC-9700でFT8(v2.0.0)を行う設定

● PCとの接続:
USBケーブル(プリンタ等に使われている普通のもの)でPCとIC-9700を接続することで。Windows 10なら特にドライバの追加インストール無しでいけます(いけない場合はICOMのWebサイトよりダウンロード)。

● 無線機設定
・SET項目の各種設定
MENU->SET->外部端子 の中にある各種設定を変えます。一度変更しておけばOKです(変更前の設定値をメモしておくことを忘れずに)。

・USB AF/IF出力:
出力選択=AF
AFスケルチ=ON、他は初期値

・変調入力:
変調入力(DATA ON)=USB

・設定内容
CI-V:CI-Vボーレート=19200、
CI-Vアドレス=94h、
CI-Vトランシーブ=ON
CI-V USBポート=[REMOTE]と接続、
他は初期値


[ヒント]IC-7300の設定値と同じにします。というのも、WSJT-X
の無線機選択にIC-9700がまだないためです。

● 周波数/モード/フィルタの設定
FT8運用時は USB-D、FIL1、FIL1のBWは3kHz以上にセット。
周波数は 144.460MHz または 430.510MHzです。

● WSJT-X v2.0.0 の設定
CATを使う場合の設定例を下に示しておきます。
SettingsのRadioタブでリグ・コントロール関係を設定します。
Serial Portはデバイスマネージャーで調べますが、Silicon Labs CP210x USB to UART Bridge が2つあり、下のほうのCOM番号がCATのものです(例えば、COM11とCOM12が出来ている場合はCOM12)。
Rigの選択は既報のとおり IC-9700が無いので、IC-7300を選びます。
音声入出力はAudioタブでUSB Audio CODECを選択。私の場合、IC-7100も使っている関係で 2- USB Audio CODEC という2つめのUSB Audio…と認識されています。
Windows 10はこのあたりだいぶ賢くなってきていますから、サウンド・デバイスが複数あってソフトウェアにサウンドデバイス選択機能があれば、ちゃんと動きます。この点、WSJT-Xは本当にしっかりしていて頼もしいと思います。


■ 運用の際は
希望の出力になりかつALCメーターが触れないレベルで送信します。レベル調整はWSJT-Xソフトウェア・ウィンドウの右下にある「Pwr」で行います。