IC-7100でFT8(USB接続/CAT利用)

アイコム IC-7100はHF~430MHzまで出られるコンパクトな無線機です。
FT8を楽しむための配線は、付属のUSBケーブルでパソコンと接続することで足り、HF~430MHzでFT8が楽しめます。PCキーイングにUSB接続で対応しない、430MHzの最大出力が35W、V/UHFのAM送信はできないという点を差し置いてもHF~V/UHFまでこれ1台で簡単に楽しめるのはあり難い。そして、机の上にコントローラ、本体は足元に置くという配置ができたり、車で運用したり。あらゆるシーンにハイパワーで対応できるのも魅力です。ここではIC-7100のFT8向け設定を備忘を兼ねて記します。

■ パソコンの準備

パソコンにIC-7100のUSBドライバーをセットアップしてからIC-7100とパソコンを付属のUSBケーブルでつなぎます。USBドライバーのダウンロードはこちらです。セットアップとつなぎ込みが終わったらパソコンのデバイスマネージャーでCOMポートが出来上がっていることを確認します。

デバイスマネージャーの内容例(ポート/COMとLPTの部分)
この例では COM6とCOM7がIC-7100をつないで追加されたCOM

■ IC-7100のFT8向け設定例【無線機側の設定】


続いて無線機の設定を行います。設定内容(手順)は次の通り。あとは初期値で大丈夫です。

SETで外部端子を選択
変調入力(DATA OFF)はMICに
変調入力(DATA ON)はUSBにセット。続いてCI-Vを設定
CI-Vの内容例 CI-VトランシーブはONに

これで無線機の設定はひとまず終了。この状態ではFM/SSB/CWなどのモードには影響はありません。

■ WSJT-Xの設定

WSJT-XのFile->Settingsで設定します。

Radio設定 RigはIC-7100を選択。COMは先ほど調べたCOMの数値が大きいほうを指定。Baud Rateは任意。その他はこの図のように設定
Audio設定 IC-7100をつないだ後に追加された USB Audio CODECを選択
数字の部分は環境により異なる

■ FT8運用時の無線機設定

モードはUSB-DATAに FIL1を長押してBWを3k以上に設定
AGC-Fにする。
メーター部分を長押ししてPo、ALCが同時に見えるようにする。
そして、希望のPoでALCの振れが最小になるようにWSJT-XのPwrスライダーを調整して実運用を行う

■ その他・参考

万が一、電波障害(回り込み)などで送信しっぱなしになってしまったときのためにタイムアウトタイマーを3分に設定しておくと気持ち安心
AT-180やAH-4などのチューナを併用する場合、上の図のように設定しておくと送信時自動的にSWRをチェックして必要に応じてチューニングしてくれるので超便利

以上です。144MHzでもFT8を運用してみませんか?